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一億総評論家の時代の中で
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作詞 kIMUHIRO |
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少し高いフライドポテトを食べて
若い店員見つめながら外に出る
風は少し冷たくて 秋の気配を静かに感じた
サラリーマンの背中を見つめて
内心頑張ってと心から言葉を探した
フライドポテトで手が汚れ
汚い公園のトイレへ駆け込んだ
鏡に少しヒビがある洗面所で
疲れた顔を喜劇に変えた
ま いいかと言い聞かせ
公園のベンチに座る
小鳥が鳴いている
群れから弾かれた孤独な空で
ま なんとかなるよと言い聞かせ
キレイな手でスマホを取る
一億総評論家の時代の中で
僕は愛をググっている
また今夜も寂しさの中で
寝ればなんとかなるからと言い聞かせ
傷つく現実の中で今日も孤独に彷徨うのさ
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