|
|
|
ストーブ
|
作詞 ゆー |
|
冷たくなっていく
指先に
白く曇る
息を吹きかけて
握り締めて頬に当てた
冷たいねって
あなたが言ったんだ
頬に触れた手のひら
温もりを
思い出して
息をすることを
忘れてしまったみたいに
あったかいって
あなたを抱きしめた
あの時の冬の想いを
あの時の冬のあなたを
ずっと忘れないでいられたら
この恋を愛だと呼んでもいいですか
笑われるような小さな想いが
今この時も降り積もる雪の中を
ストーブみたいに温めているんだよ
寒いって騒ぎながら
お互いの
雪をはらう
珈琲のお湯が
沸くのを待ってる間に
二人に降った
初雪を見ていた
あの時の冬の想いが
あの時の冬の私が
やがて穏やかに薄れても
この恋を愛だと呼んでもいいですか
霜焼けみたいな拙い想いが
今この冷える赤くなった指先を
人肌みたいに温めているんだよ
あの時の冬の想いを
あの時の冬のあなたを
ずっと忘れないでいられたら
この恋を愛だと呼んでもいいですか
むず痒いような胸の温もりが
今この時も降り積もる雪の中を
ストーブみたいに温めているんだよ
|
|
|