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妄想爆発して眠る
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作詞 allbon |
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想像の翼を広げて
今日も眠りにつく
果てなく広い草原を思い浮かべ
踏みしめる大地の強さに
身をまかせ
吹き抜ける風を感じたら
荷物を片手に前へ進もう
そして場面は変わる
壊れた旧時代の神殿を飲み込んだ
深く静かな海、突き出た柱を
移り飛ぶ、月夜の光が
海面に跳ね返る
大きな海蛇が、ゆっくりと
足元を流れ抜ける
時折体を波立たせ
月光が混じる波しぶきは宝石
想像の翼を広げて
今日も眠りにつく
幼い頃の妄想を今も繰り返す
特別な世界ではないから思い描く
普通の世界からの少しだけの逃亡
空から落ちる夢
怖くなって羽を広げた
雲の街に飽きた
僕らの度胸試し
雨落とし、雷落とし
毎日繰り返す仕事にもうんざり
この下にはどんな生活があるのだろう
そして場面は変わる
壊れた人体、売買される人工物
今なら右腕4割引
お得な最新頭脳ももれなく付いてくる
ついでに肌色も変えていこうか
機械も自然も境目ない
倫理崩壊暴走都市
空飛ぶ車増えてくれば
意外に不便なもんになる
想像の翼を広げて
今日も眠りにつく
幼い頃の妄想を今も繰り返す
特別な世界ではないから思い描く
普通の世界からの少しだけの逃亡
遠い昔にあった場所なのか
突然起きる災害なのか
この宇宙のどこかにあるのか
いつか来る未来なのか
今のこの僕らの現実を
妄想して憧れる誰かが
いるのかもしれない
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