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タイクツハ、ダツゴク。
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作詞 ゴミ捨て場の猿 |
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囚われたその檻の中で僕は
不自由もなく暮らしてました
日々日々ひたすら空想ばかりしていました
特筆すべき驚きもなしに
それでもなぜか笑えてました
それがいつか飲んだ 麻薬のせいだとも知らずに
刑務官などもちろんいない
そもそも檻なんてここにはない
そう気づいたのは今頃
落ちる砂はもうわずか
急かされた僕は明け方でした
着の身着のまま飛び出しました
行く当てももはやない 寒いばかりの蛍光灯
あああ 早くしないと そう急かしていた
あの心臓を僕は無視してさ
自分を見もせず 自分に「愛して!」
なんてあまりに身勝手だ
だからもういい ただただ「変化」を食べたくて
身を投げた崖の下
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