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永い記憶は無慈悲で
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作詞 イカサマ |
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下を向いて
アスファルトを蹴って
灰色した空は慰める気は
微塵も無いみたいだ
こんな年になって
恥ずかしく悩んで
無力さを恨む僕は
前に進めないんだ
どうせ別れるんだから
早かれ遅かれ同じこと
情けない今日こそ
宣告の時 実刑判決
兎みたいな僕が
消える前に
ちゃんと告げよ
湯気みたいにいつか消える運命
先延ばしにはできない
記憶から消えるその日は
きっとすぐだろう
いつもより
青く感じる空は
兎との別れを
喜んでるらしい
こんな年になって
「お別れしたくない」?
そばにいてもいつか
霞になるから
どうせ別れるんだから
遅かれ早かれ同じこと
記憶から消える
それこそ死刑宣告
兎みたいな僕が
消える前に
ここで退いたら
思い出ですら無くなるよ
いっぺん出てきて消えてく
薄い存在《いらない子》
・・・・・湯気みたいなんて言わないで・・
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