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風葬船
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作詞 Yahiro |
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思えば昨日まで それはここにあって
ホログラムのように 微かに震えていた
時計の針の音 囁くように落ちる
気休めなんて今更要らないのに
言葉になって咲かないまま落ちた心が
悲しげな瞳で空を仰いだんだ
崩れる前に
沈んでいきたい 「誰もついてこないで」
暮れなずむ窓の向こう 独り 踏み出した
いとしさが大切なもの 壊すときに
黙ったまま僕は見ていたんだ
早く終わってしまえばいい 何もかも
朝を迎える街に火をつけるように
「失いたいや。」
帰りたくない 何も夢見ないで
宇宙船の窓の中 静かに目を閉じて
崩れながら ただ壊れてゆく
もっとはるか遠くまで 時が止まるほど
「やり残したことは 思い浮かばないけど
最後に一つだけ あの日を返して」
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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