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レールロード
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作詞 いつ |
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車窓からうつる景色のなかに
温もりの場所を思い出す
降車できない理由づけの
乗車券ぎゅっと握りしめる
SNSのメッセージには
赤い印で何件か示す
返事の数だけ期待しても
あなたの答えはそこに無い
変わって
薄れて
忘れて
消えてく
あなたの声も顔も言葉も
追いかけて
伸ばして
零れて
止まった
何色だっけキミのスニーカー
車窓の景色も変わるように
僕らの居場所も変わっていった
電話の履歴は何も無い
ふらふら黄昏れ青い空
走って
遠くて
転んで
落ちてく
僕とあなたが交わした言葉も
それでも
再び
伸ばして
その手を
やっぱり僕らは、きっと
不意に空も暗くなって
そろそろ着くはず降車駅
きっときっと分かってた
はずなのに
覚えて
ふらふら
頭に
止まった
あの頃の景色、帰り道
不意に鳴ったスマホの音楽
もっかい期待しても
いいかな
いいよね
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