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脆い石だった僕に強い意志が備わった瞬間(とき)受け継ぐ者へと生(な)り逝(ゆ)く
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作詞 norika |
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光れ合った瞬間から
何かが違って視(み)えた
あの恍惚とした表情は
銀(しろ)き亡き現像(せかい)へと変わり
今目に触れたのは視(み)るに
絶え難い場面の特集だけ
哭くに哭けない退(ひ)くに退(ひ)けないけど
崩壊の音を妨害して殺りたいんだよ…
握(あ)く泣き弱さを活かして
突撃しても未達成のまま
未完成途中の僕なんてさ
誰の心にも満(み)てやしない
諦めてしまえたなら
単純なこと悩まずに
済んだ話なんでしょう
好奇心抑制しているのに
欲に駆られてしまうのは
君が僕を奈落の其処(そこ)へと
引き摺(ず)り混んで暗と化した思考に
唆(そそのか)され騙されの環に陥ったせいだ
握(あ)く泣き挑戦だっていいよ
勝る物なんてきっと失くて
未完成途中の僕の手貸す程
誰かの心護る術備わり無し
世に潰されてしまうPower Game
窮地に追いやられ絶望の淵に立ち
白日の下に曝されない罪は飲み込まれ…
微かな希望ですら断ち消えていく…
それでも生命を全(まっと)うに生きるから
救いの蔦(つた)が幻だとしてもいい
自分でやれるところまでやる
僕は正解を乞(こ)うことを止めた
自分で見つけていくものだと…
弱い僕は強い意志にひれ伏し
傷を幾つも負ってばかりいた
負傷や故傷だらけのままでは
自分自身を救えず朽ち果てる
脆(もろ)い石に強い遺志を注いで…
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