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行雲流水
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作詞 あど |
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行くあてのない道なれど
打ちひしがれるままに生き
悠久の時を刻む
時計に限界を見た
姿見の影に怯えて
虚偽の音が響いている
このままじゃだめだって
分かってるのに
雲の波にのまれて
目の前が霞んでいく
戯曲通りに進む針と無情
世の中は 空しきものと あらむとぞ
この照る月は 満ち欠けしける
だからこそ近くにいたい
この身いつか朽ちはてようとも
ひぐらしの鳴く空
流れに身を委ねながら
泡沫の恋を謳った
一縷の光が差し込む
道をたどる
"無意味な衝動"
水のように透明な
君の中にある玲瓏な心
触れられないほど汚れた手を
「洗わせて」
あふことの たえてしなくば なかなかに
人をも身をも うらみざらまし
だからこそ指切りしよう
もう手遅れだと知りながら
闇夜に埋もれた
恋と呼ばれた病に
伝染ってもう治らない
ひどく執着した果てに
残る後悔と涙
世の中は 空しきものと あらむとぞ
この照る月は 満ち欠けしける
思考などいらないようだ
この身いつか朽ちはてる時
せめて...隣に座らせて
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