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変われないままの僕を
作詞 うさまる
 もうない。何もない。こんな暗い場所では。いつも夢見ていた日々に、たどり着けそうもない。
 
 目が覚めて最初にため息ついて、なんとなく「行かなくちゃ」って用意するけど。
学校でのこととか考えるだけで頭痛がして、一本筋光の矢さえも、未だ何も見えていない。
 気づけば、ここは暗闇で。答えを見つけたふりして笑っていた。いつからかな、自分を隠してあの冷酷を切り替えたのに、今や、目に感情はこもってないまま。
 君に逢いたいなんて、偉そうなこと言って、もう一度君に悩み聞いてほしくて。
それでも、もう君はどこにもいやしなくて。僕の、知らない場所できっと幸せなんだ。
 
 あの日朝礼であっさり終わった言葉。なんとなく「さみしさ」とかが押し寄せる...わけもなく。
その1日後にはみんな笑って過ごして、考えすぎだとしても、君を忘れられなくて。
 気づけば、ここは楽園で。日々の生活何かにおびえてんだ。いつからかな、「明日の友達は?」なんて、今日さえ精一杯なのに明日生きる術を考え出したのは。
 君に逢いたいなんて、叶えもしない願いを、七夕の短冊に書いて流れ星に祈って。
だとしても、僕は君に逢いたいとだけ叫んで。最後の最後まで名前呼ばれなかったのにね。

 星空を見上げて、涙一滴流して。初めて得る「あぁこれが悲しみなんだ」
つい最近まで知らなかったんだ。喜怒哀楽さえも乱れて、瞳の色は抜けて
君を、想っているんだよ。逢えなくても、逢えたとしても、君が脳裏に焼き付いて消えない。
 君に逢いたいなんて、吐き気するほど言って、もう一度君に呼んでほしくて。
これから、歩き出すよ君のいない学校(セカイ)で、僕がいる理由を知ったから。
 君に「ありがとう」って、血を吐くまでいうよ。もう一度君に逢いたいんだよ。
それでも、もう君はどこにもいなくなって。僕の知らない場所で、知らない人ときっと……
幸せなんだ……

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公開日 2017/10/10
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コメント 今までずっと一緒にいて、2年間お世話になった先生が、ある事情で学校からいなくなってしまったことに対する悲しみと、今までありがとうという感謝の思いと、いつまでも変われない(この歌詞上の)僕を書いたものです。
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