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秋に殺されて
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作詞 Rr. |
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冷たい手のひら 響くチャイムの音
ガラスの散らばった 僕を嗤う声
誰も知るはずのない 裏切りの事
白い腕さらって 目覚めた悪夢の続き
水筒の残りが 寿命みたいに思えた
肌をなぞれば 化石の匂いがした
少しだけ恥じた 色塗りの事
案外それだけで 嬉しくなれたような
人生は果ての無い檻だ 白黒の映画の中
傷付くこと恐れて 取り残されて
乾いたように俯いた 一滴の隙間に
あなたを見つめて 宇宙は頬を染めた
殺されていく ただ鮮やかに
落ち葉の色さえも奪って
いつも足掻いていた 踊らされるまま
神様のあやとりの中
赤い橋の向こう あなたが笑った
知らないふりを潜り抜けて
いつか出会えるなら この夜が壊れるなら
そのまま 殺されてしまいたい
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