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うそつきな笛の音
作詞 RAISE
ある日の朝切り株座り 笛を吹きつつ声あげる
その声聞きわきたつ村の これが日常茶飯事で

「うそつき」と呼ばれても誇りに掲げるだけ
そんな事の繰り返しで誰にも信じられなくなった

 決まった台詞叫びつつその目に宿る無邪気さが
 痛々しいほど綺麗なまま
 間違いだらけの日々を過ごす

どうしてそんな嘘つくのかと 聞こえた先へ顔あげた
その目に映る焼けた顔 羊飼いには似合わない

くちびるが乾いては言葉がつづれなくて
丘を下りていく後ろ姿とまどいばかり与えていった

 彼女の名前叫びつつその目に宿る空しさが
 わがままだらけの彩りに
 ほのかに朱色が描かれた

これは何 問いた言葉 嘘つく暇さえ放り出した
これが恋 解いた心 嘘つく心を投げ捨てなければ

次の日の朝切り株座り笛を吹きつつ彼女待つ
近づく影輝く牙後ろを向けば赤い口

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公開日 2007/07/08
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