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新聞配達の夢
作詞 An autosynnoia search
暗闇がまだ息づく頃に
人気のない 冷たい路を
ハンドル握りただ駆け抜ける

靄に包まれた街が白く
笑いかける 眠たい僕を
籠に入った荷物が踊る

今日もお疲れ様ですと 早起きの彼女は笑う
どうもおはようございますと 毎日同じ挨拶する

 朝日が昇る前に この新聞をお届けします
 街がまだ眠る頃 その一瞬のためだけに
 彼女が笑う間 この新聞をお届けします
 独りきりでただ見る 朝焼けの名前がついてる


夕闇が目を覚ます頃に
色気のない 疲れた路を
登り坂 重いペダルを漕ぐ

普段は何をなさるのと 頬を赤らめて上目遣い
そんな仕草に胸高鳴って 翌朝同じ挨拶する

 月夜が廻る前に この新聞をお届けします
 傷心に浸る頃 エンジン音を響かせて
 薔薇色の展開を この新聞とお届けします
 連載小説に 書けてしまいそうな物語


そんな事ばかり考えて 毎朝自分を叩き起こす
現実に引き戻って 誰も待ってない家を回る
虚しいや そうしてまた昇る日を浴びる


 朝日が昇る前に この新聞をお届けします
 僕はまだ夢心地 平凡な日々を数えてる
 灰色の展開を この新聞とお届けします
 鼻で笑われるような  誰にも言えない妄想と

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2009/02/09
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コメント テーマ:朝日
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