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なんて思ってた
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作詞 ReQueens |
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地球上の生命の数は
決まってると思ってた
僕が生きるこの世界は
不平等だと思ってた
待ってれば平和な時代が
やってくると思ってた
時が進むにつれて
自分も変わると思ってた
そんな世界で僕は
人を愛しようと思ってた
あれもこれも決めつけて
角の増えるフレームの中
理論まかせで感情論知らず
脳からの信号はためらいがちで
手足心臓その他に届かぬまま
失敗は全て
価値を下げるものだと思ってた
程々でなにもかも
うまくいくと思ってた
僕を好きでいてくれる人を
好きになろうと思ってた
人を靴下に例えたなら
君と同じ柄だと思ってた
でも僕が先にほつれちゃって
君は違う柄と歩いてく
やがて君が離れても
何もなかったように振る舞う
見えるものすべて変わったのに
あるのは鼓動のない心臓
また気持ちを頭でごまかす
喜びもない
怒りもない
哀しみもない
楽しみもない
今じゃ何も感じない
そんな風に作り上げた
それは自分どれも自分
いつもいつも自分ばかり
守って守って
逃げて逃げて
逃げて逃げて
逃げて逃げて
生命の数だけ感情があるかもしれない
良いも悪いも本当は同じかもしれない
時は自動じゃなくて手動かもしれない
ゴールはただの通過点かもしれない
それでも生きる意味はあるかもしれない
運命って言葉はでたらめかもしれない
僕は何もわかってないはずなのに
なんで想ってた?
やっと気づいた
見つけた
離したくないもの
命かけられるもの
両面にそう記されてるから
2度とこの気持ちは変わらない
それだけしかわからないけど
踏み出してみようかな
糸を手繰り寄せた先に
君がいたならいいな
なんて思ってた
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