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鶏
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作詞 マクサ |
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誰かの為に創られた都合のいい存在を
誰たが家畜と呼んだ
喘ぎながら生きている努力の存在を
嗤っている奴がいる
どんなに踏みしめてもがいて
どこに向かってるかなんてわからないけど
飛ぶことを忘れたニワトリは
いつか飛ぶことをあきらめた。
誰かが生きるため生まれた雄は
色眼鏡に笑われてきた。
走るのが苦手と笑われてきた。
考えるのが苦手と笑われてきた。
理由もなく笑われてきた。
足の速いやつに笑われてきた。
どんなに頑張っても
どうしようもないやつに笑われてきた。
飛ぶことを忘れたニワトリは
いつか飛ぶことをあきらめた。
誰かが生きるため生まれた雄は
色眼鏡に笑われてきた。
だとしても生きてやる。
何としても生きてやる。
丸くなった石は俺たちが丸くしてやった。
辛くても生きてやる。
日向にいても生きてやる。
いくつもの傷は見えなくても
生きてやる。生きてやる。生きてやる。
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