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春のはじまり
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作詞 スー |
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今朝からの雨のためブルーなデイ 目覚ましより先に起きれたのに
楽しかった夜更け おさらいして しわくちゃな巣こもって ビールのため息
凍えそうな銀の世界で 皮一枚剥ぐような気分で
思い出すのは君の笑顔だけでいいのに
慣れないユニットバスでつま先がギュッとなるような かわいい春のはじまり
鼻につまってく 言われた言葉が苦しくて なんども寝返りうってた
出てくるようになった虫もきっと同じ闇のなか
むりやりカーテン開けられて飛び立つんだろう
堕ちようか迷いながら
いつもの服でちょっと破けた傘 めざわりな他人目 気にしながら
調子乗って缶コーヒー 違いもわからんのに 濡れてくる裾におなか痛くなる
忘れそうなルール メモって もっと大事なものはすっ飛んで
切れ端みたいにゴミと混ざって 気付かずに
それでも止まってくれない バスも地球も怖いくらい 真っ暗な廊下よりも
あたりに散らばる 花びらがやたら汚くて 涙が出るほど歩きたくなかった
大して疲れてないけど まだ戻れそうなモヤのなか
命づなに繋がれて眺めてるんだよ
見えなくなる日まで
痕になるだろうけどいつか ペラペラな羽くらいにはなるさ
それで羽ばたけたら君に会ってみようかな
慣れないユニットバスでつま先がギュッとなるような かわいい春のはじまり
鼻につまってく 言われた言葉が苦しくて なんども寝返りうってた
誰もがみな やましさ隠しもってすれ違ってく
むりやり箱にしまい込んで 溢れそうな
なにか押さえながら
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