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朧月夜
作詞 するが
灯りのない 夜のような道を ゆく
地を踏む 感覚も 跫もなく
背後を 追ってくる 重圧孕んだ亡霊

焦燥と恐怖で 身は竦み 脚が絡まる
まるで脆い人形になったかのようだ
直立 二足歩行の術を 喪失し 崩れ落ちる

助けて の 言葉も 音にならず 風に消えた

あてもなく 這いずり廻り廻る
いずれ 何処かに 辿り着けると
微かな光の気配に縋って
総てを賭けるの

暗闇に浮かぶ 朧げな光
確かに在るのに 近づけない
いつだって 私が求める輝きは
僅かなのに それすら掴めない

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公開日 2017/10/18
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