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オルゴール
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作詞 Jenkins |
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巻いたマフラーは 少しきついのに
少し凍てついた 人の隙間を
一人歩きする 冬を連れた風
そっと胸の中 撫でていくようで
まだ、冷たさの 渦を彷徨って
でも、あの音は 響き続けている
いつか手のひらに 乗せたオルゴール
誰かと聴こうと 一人で聴こうと
暖炉とは違う 暖かい時は
きっと繋がって 待っていてくれる
この足音だけが 繰り返す道を
今日という旅の 終わるその時まで
今、静けさの 狭間を歩いて
でも、あの音は 流れ続けている
いつか手のひらに 乗せたオルゴール
例えようのない 懐かしさの音色
言葉なんてない 優しさをまとって
明日の場所へと 誘ってくれる
繰り返す同じ旋律は 近づいて出会う未来でも
ただ同じ時を刻んで 過去へ変えてくれると
いつか手のひらに 乗せたオルゴール
初めて見つけて 聞こえた音色は
胸のずっと奥を 静かに揺らして
今日も変わらず 見守ってくれる
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