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桜咲く頃。
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作詞 ジャムバニラ |
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ボクは大きな木の下で君を見つけました
小さな小さな君の姿を
君の大きな瞳からは大粒の涙が白い頬を伝っては土の上に落ちていきました
その小さな肩を震わせて君はきれいな涙を流していました
君をそんなに悲しませるものはなんなんだろう
君の心に雨を降らしているものはなんなんだろう
ボクは君のことが知りたくなりました
君の笑っている顔とか君の声とか全部が知りたくなりました
ボクは君に白いハンカチをあげました
君はゆっくりと大きな瞳で僕を見て鈴を転がしたような声で言いました。
「ありがとう」
ボクは恋に落ちました
桜咲く頃のことでした
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