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Old Piano’s Story
作詞 只見つづり
音楽室の中
黒板の前の片隅
静かに誰かが来るのを
待っているだけ

西日が射しこんだ
教室にドアの開く音
静かに誰かが触れると
僕は目が覚める

君の指先
滑る鍵盤
張り詰めた弦を響かせて
踊る旋律
歌う音楽
君が奏でる調べ

高鳴る胸の音
優しく甘い音階
流れる和音を響かせ
僕は愛を歌う


共鳴する音は
空を震わせて広がる
静かに放たれ飛び出し
希望の歌になる

優しく美しく
激しく時には淋しく
紡いで奏でて弾んで
舞い上がる


最後の鍵盤を
押された後には静かに
再び誰かが来るのを
待っているだけ

音楽室の中
黒板の前の片隅
誰かが僕をかき鳴らす
夢を見てる

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公開日 2019/10/15
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コメント 音楽室にポツンとおいてあるピアノ。
埃がうっすらとつもり、淋し気に見えます。
只見つづりさんの情報











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