|
|
|
タランチュラ哀歌
|
作詞 只見つづり |
|
粘着質の糸を吐き 罠を仕掛ける
獲物がかかるのを待つわ 息をひそめて
かかった獲物はすかさず 毒牙にかけて
しびれさせ糸でぐるぐる 絡めておくわ
生き地獄の中で おまえは私のものよ
後は私次第ね おまえの身体 おまえの命
涙 流しても無駄よ もう逃げられない
よく見るとおまえはとても 見目麗しい
生き血を啜っただけでは つまらないなら
こいつを囮に使って おびき寄せるわ
馬鹿な雌どもがふわふわ 罠にかかるの
獲物たちの中で 美貌の囮を選ぶ
後は次から次と 獲物がひとつ 獲物が二つ
それで 商売できるわ 金が手にはいる
切れない糸で手や足を 絡め操る
魅惑の踊りを踊らせ もっと呼び寄せ
おまえ元手に荒稼ぎ でもね 誤算よ
おまえの魅力に気が付き 恋に落ちたの
操り人形の 相手に恋をしたのよ
そうよ 私は馬鹿ね あざとい愛で 囚われの身よ
涙 流すのは私 もう恋の虜
操られていたの 見えない恋の糸でね
そうよ 私は馬鹿ね 私の身体 私のこころ
涙 流すのは私 もう逃げられない
|
|
|