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教救
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作詞 望月としあき |
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どんなに壊しても 壊れない壁
それを君はずっと 壊し続けている
若い時代の貴重な時間に
なぜそれほどまでに こだわるのだろう
心の隅に座って悲しんでいる
他人に映った自分自身を
痛め続けることで 喜びを得ているのか
時がたって気づくのだろうか
誰か教えて欲しかったと
「教える」ことは「救うこと」
犠牲を生む必要なんてなかったんだ
行動の裏にひそむ理由を
大人たちが気づいてやれなかったんだ
引っ張ればどこかに 反動が生じ
隙間があれば それを埋め
辛さの分だけ 衝動の対象
心はコンピューターではなく
ルールで振り分けなんてできなくて
誰かひとりが 動いていたら
明るい希望の未来が待っていた
繰り返すということは 反省なき解決策
責任 立場 謝罪会見 どこか置き忘れている
「自分の子どもだったら」という思考
ひとりで無理なら 十人で十人でダメなら百人で
道徳の教科書に載せるのは
「取り戻せないことを大事にする」だけでいい
大人は 心が大きいから大人であって
先生は 先に生まれて知識経験があるから先生であって
子どもは 人と共に居ることで生きていくもので
先に洞窟に入った人が 道しるべとなり
あとから続く者のための 光を灯す
求められているのは その先頭者
洞窟の先の目的地 今ではもう予想可能な最短ルート
「教えること」は「救うこと」
誰かひとりが 動いていたら
ひとりで無理なら 十人で
十人でダメなら百人で
道徳の教科書に載せるのは
「取り戻せないことを大事にする」だけでいい
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