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上弦の月
作詞 SA☆O
切ない香りがこの季節を運ぶ
ここまで来たと 秋桜揺れる
白い太陽は冷たく
ただこの時を懐かしく照らす

"なんとなく" そんな生き方に
切望と絶望が入り交じる
月になりたい水のように
人は皆 真似事をする

乾いた空の写し鏡に
想いの旋律が馳せて 響いて…

時の流れに 人は悲しみや苦しみを乗せ
冷たい過去を振り返るけれど
枯れ木に雪の花が咲くように
次のステージで輝ける
歩き続けて…未来へ向かって唄うよ


"一瞬の奇跡"が儚く散りゆく
新しいステージへの通過点
歩んできた跡には美しい彩り
新たな色へと変化してく

紡いできた小さな欠片
繋ぎ合せ築かれるはずの大きな夢
まだ雲のように形を成さない夢(こたえ)を
ただひたすらに求める

赤と白よ 共に舞い降り
季節のコントラストを魅せて…

時の流れは 出逢いと別れを繰り返し
悲しみや切なさも増すけれど
一つ一つの奇跡はきっといつか…
色とりどり輝く メモリーに


月が月で在るように 光と影を讃えて
夜を優しく包み込む
雨の中の彩りは儚さを増し
より美しく強く…

時の流れに 人は悲しみや苦しみを乗せ
冷たい過去を振り返るけれど
枯れ木に雪の花が咲くように
次のステージで輝ける
唄い続けて…未来への道標を

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公開日 2016/11/21
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コメント 秋から冬へ移り変わる切なくも美しい情景を人間 に例えました。人間は出会いと別れ、成功や失敗を繰り返すという経験の積み重ねで輝きを増すもの。葉が枯れ落ちた木には雪が積もり白い花を咲かせる様に、何かを手放し悲しくても次のステージでまた輝けるという想いを込めました。
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