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深い霧
作詞 僕 
さよならしたら 窓を開けた
ずっと懐かしい風と 深い霧

夢を見てた あの子が踊る夢
すっと忍び足の 声


これといった理由もなくて
さよならは 深い霧
見えなくなるあの子の背中で
小石を蹴った
青いまま


さよならしたのは 子供の朝だ
きっと冷たい 優しさ

夢を見てた あの子が踊る夢
指差した 月


選べなかった嘘が浮ついて
さよならの 暗い影
聞こえなくなるあの子の足音で
寂しくなった
深い霧を
走り出した


誰もいない霧漂った道を
過ぎゆく街並みを憂う人たち
線路橋の下くぐり抜け
深い霧のまだ見えない方まで
風になりたい


これといった理由もなくて
さよならは 深い霧
見えなくなるあの子の背中で
小石を蹴った

夢で見てたあの子が踊る夢
さよならは 幸せ
霧に隠れた あの子の影も
寂しくなった 
待つのはやめた


立ち止まって 振り返り
街へ帰る

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公開日 2016/11/07
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