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タイムリープ
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| 作詞 ろいろい |
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もう全て嫌になるね 僕らは賢くないから
あの幸せを知ってしまった僕は退屈を転がす
道行く野良猫 片道切符の走馬灯
もうすぐ夜だ 戻るか 帰るか いや 留まるか
どうせ僕は弱いから 君の名前も思い出せない
いつか放ったはずの言葉も 君を傷つけた夕暮れも
ならばいっそその頃の 瘡蓋も消えたならいいのに
剥がれかけ 掻き毟る僕を 淡い遠くの君は
まだ幼いままで笑っている
大人になりたくないかな いや、なりたいかな
迷い明け暮れる 僕らの夢を乗せたタイムリープ
酸いも甘いも混ぜ込んだ
ここから離れたいかな いや、まだもう少し
焦れったいのは誰のせい？
いつかはきっと来るはずの さよならも今はガラクタの中
漫画雑誌の中 ゴミ袋の中 教科書や参考書の中
涙で沁みた布団の中
もう全て嫌になるね 僕らは賢くないから
咽せた都会の排気ガスに車と衝突 小さな青
粗大ゴミの隣 家を探してる命
深い夜だ 進まず 動かず 歩けないまま
どうせ君は弱いから 誰かを恨んでばっかりだね
いつか受けた傷も溶けるほど 怒りに溢れた横顔
ならば僕は信じたい 身勝手だけど信じたい
僕と君は そっくり似ている 笑えるほど似ている
だからその手を握ってあげたいな
大人になりたくないかな いや、なりたいかな
迷い明け暮れる 僕らの夢を乗せたタイムリープ
未来へと行く手を阻んだ
ここじゃ生きられないかな でも生きていたいな
この迷いは誰のせい？
いつかは多分来るはずの 死ぬ日も今はガラクタの中
漫画雑誌の中 ゴミ袋の中 教科書や参考書の中
涙で沁みた布団の中
当たり前を当たり前と言えず否定ばかりした
嘘を正すために嘘をついて自分を正当化した
そんな僕らは弱い 君は弱い 僕も弱い
でもさ その弱さで僕らはきっと互いに救われたんだよな
強がろうとしている君を見てるのはもうつらいよ
笑ってよ 笑ってよ もう一度だけでいいから
大人になりたくないかな なりたくないよな
意味もなく生きる 僕らの夢を乗せたタイムリープ
酸いも甘いも煌めいた
ここから離れたくない あと 少しだけでいい
どうか此処で生かしてくれ
いつかはきっと来るはずの さよならもガラクタの中
漫画雑誌の中 ゴミ袋の中 教科書や参考書の中
涙で沁みた布団の中
開かなくなったアルバムの中
夜食の匂いこびりついた電子レンジの中
街の風の中
僕の歌の中
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