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轍
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| 作詞 ろいろい |
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どれ程の人を裏切っただろう
僕はどう足掻いても変われなくて
変わりたくて身動ぎした残骸が
鋭利な棘となって誰かを傷つけた
果てしなく長い轍だけど
曲がり戻り焦り迷い泥まみれ
振り返るのももううんざりだから
今は前に進むしかないんだろう
無意味 全部無意味だ
そう言ってしまえば
今までの荷物も捨てて行けるかな
だけど悔しくて悲しくて切なくて
結局まだ自分を信じてしまうんだよ
辛いと分かってるけど信じたいんだよ
期待を引き摺ってできた轍は
宛てもなく今日もただ伸び続ける
周りが綺麗な景色なら良いけど
どうもずっとどん詰まりの曇り空だ
重すぎて持ちきれなかったのは
どうやら自分らしくいるための自信で
そのうち自分さえも落としたから
そもそも僕は誰かも分からないんだ
無意味 全部無意味だ
そう言ってしまえば
今までを忘れて違う人になれるかな
だけど苦しくて愛しくて寂しくて
結局まだ自分を信じてしまうんだよ
どれだけ嫌いだろうと信じたいんだよ
「大丈夫だよ」なんて
何度も励まされたけど
素直になれない僕は
大丈夫なんかじゃなくて
独りになりたくて
ならざるを得なくなって
見放されて 突き飛ばされて
まるで最初から独りでいるような
惨めな人生だな
無意味 全部無意味だ
そう言ってしまえば
今までの人生まだやり直せるのかな
そして前向いて笑い続け我慢もして
結局辛くなってまたここに来るのかな
僕は こう生きてこそ
僕らしいのだろう
こんな未熟で愚かな僕だって別に良いよな
だから悔しくて悲しくて切なくて
結局ほら、自分を信じてしまうんだよ
辛いと分かってるけど信じたいんだよ
僕は僕のままで生きていたいんだよ
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