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洗脳胎嚢
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| 作詞 ろいろい |
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ねえマクベス 旅に立ったとして爪を噛む癖は直りそうにない
呂律投げ打った酩酊の舞 此処は酸素ボンベから成る世界
後悔 徘徊 廃退 怠惰の終末話を望んだ王は
首を括って掲げられたとさ
さあ これで ハッピーエンド
祭りだ 宴だ 騒ぐ界隈 スラムの売女が指咥えてる
命占いに明日を賭ける我らは何処にいればいい？
煩悩 廃脳 ゴミ脳 洗脳 血眼 馬鹿みたいだ
鐘楼の音 また夜が来るつもりだなあ
ああああ
塒巻いて中毒浸った 濁った瞳で朝日を見た
排他物風に晒した 街にどうしようもない雨降給え
泣きべそかいたこの顔じゃ 空気のようなこの声じゃ
生きて行く資格もないんだってさ
だったらどうしたってんだよ
ねえマクベス 恋に落ちたとしてこの醜い傷は白くはならない
燻る煙に教典さよなら 血を流すかのように溶けてしまえ
背徳 道徳 損得 号哭 胎嚢に包まれた日々を
首を吊りながら願い続けた
「ああ、これで はっぴーえんど」
血清求めて這い蹲った 歪んだ視界で空を仰いだ
もっと僕が強かったなら もっともっと幸せなら
泣き叫んでも届かなくて そもそも誰に届けようか
汚く小さなこの足じゃまだ
前に進めないんだよ
ねえマクベス 貴方のように 僕は勇ましく立ち上がる
ナイフ握って 討ち取れあの首
手を掲げて
「Long live the king !」
ああああ
花を食らって愛を吐いた 未来を蔑んで生きてきた
排他物風に散らして 欲望のままに全て消し給え
幼い手で掴むことも 澄んだ瞳で貪るのも
許されたことじゃないとしてさ
だったらどうしたってんだよ
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