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作詞 ろいろい
遠く続く団地の公園 擦り剥いた膝で蹴る鞦韆
赤いスカートが 思わせぶりな風に遊ばれ
烏は山に帰る頃 雲も海に帰る頃

野芥子を踏んで 蟻の巣を見つめ 行く末に壁を作って笑う
それだけで 何故か楽しいと思えてしまう

「貴方は特別だ」「自分を嫌わないで」
詭弁を作り出した あの大嫌いな歌をうたう
「それなら富でもくれ 」「それなら認めてくれ」
望んでもないこと 言わせてるんじゃねえ

白いカーテンに身を隠す 殺せないことを悔やむゲーム
精神疾患 だなんて言う奴は何様だ
僕がまともなのか あんたがまともかも
知らないのに

「明日はきっとくる」「だから諦めないで」
諦めずにいた最後 あの子は首を吊っていた
「死者に明日はない」「お前が殺したんだ」
在り来たりにしか 言えないんだ

潰した蟻を見たら やるせなくなった
僕は どうしたらいいのだろう

僕は蔑まれ避けられ でも勝手に生きて
勝手に死にたいってほざいてる

「特別なんてない」「そもそもみんな屑だ」
そうでも言ってくれなきゃ 自分が潰されてしまう
屑なら屑なりに割り切って生きる方が
惰性に生きるのが 一番正しいのかな

今は立ち止まらせてくれ
死にたくないのは確かだ
惰性に生きていたいのだ
屑なりに生きていたいのだ

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公開日 2018/03/12
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コメント 100作目です。だからといって特別な詩を書いたわけではありませんが。これからもよろしくお願いします。
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