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愛食者
作詞 ろいろい
笑い声の弾幕に溶け出す未来と側に居座る既視感
薄情者呼ばわりされて孤独な生命と
共存する 暗黙する 乖離する 弁明する
朝霧の下でまだ夜明けみえずの社会性

混同、トラックの荷台 猿轡
叫びの魂が裂かれた国道
失った物が多すぎて
嘆き出した誰かが改札を壊す

喰らう物全て 確かに愛を叫んで
まるで僕ら仲間のように
掴んだら二度と離せないままで
そのくせ弱さは隠したままで笑う

行く宛無くしては金縛宛らの夢への信仰心
酔狂者呼ばわりされて愚鈍な理屈へ
膠着する 愛執する 離脱される 形骸化する
躯になって朽ちる音が続いている

混沌、荷馬車を引いて 鞭の跡
骨の山と血の匂いの荒野で
そんな気分で都会の中
逃げ出そうとした僕は敵旗を睨む

壊す物全て 何故か涙を流して
僕は手を止めて立ち尽くす
掴んだ手が僕を引き止めているんだ
自分の弱さを隠したつもりで

喰らう物全て 確かに生きようとして
それならば何故だと僕は泣く
掴んだら二度と離せないままで
僕らは弱さを隠したままで笑う

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公開日 2018/01/23
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コメント 人によって哲学や考え、生き方が違っても、もしその人が冷酷で覇気がなくて無関心な目をしていても結局思ってることの原点、求めているものは同じようなものなのではないか、という詩。
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