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愛は何処行った
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| 作詞 ろいろい |
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僕が唄わずして 誰が唄う この声は誰のものでもない
髪の毛毟って泣き喚いても 結局はそんな話
僕の叫びを誰が代わりに吐く 言葉は誰のものでもない
悩むくらいなら 咽喉嗄らせよ愚痴しか出ないなら口を閉ざせ
夢が夢で終わったんです。 それは憎いあいつのせいなんです。
あの子は才能があったんです。 あの人は努力したんです。
「私の代わりに叶えてよ」 それしか母は言わなかった
存在意義を消す奴の 夢なんか僕のものじゃない
愛は何処へ行った？ 街の中死んだ者たちは探してる
愛は何処へ行った？ 蹴落としても啀み合っても
見つかるはずがねえよ
そんな愛を与えるのは誰だ 騙し合いのこの世にいるか
籠の中で溺れたラブソングで 得られる程度のものか
僕たちが探してる愛の形を お前ははっきりと言えるか
悩むくらいなら さっき言った 「愛をください」はもうやめろ
希望は確かにあったんです。 踏み躙ったのはあいつなんです。
あの子が嘲ってきたんです。 あの人は見捨てたんです。
「諦めたのは弱いからだ」 それしか父は言わなかった
自分の弱さを棚にあげる あんたの言うことなど聞くもんか
愛は何処へ行った？ 街の中死んだ者たちは彷徨う
愛は何処へ行った？ 恨まれても恨んでも
答えは出ないぜ
お前が唄わずして 誰が唄う その声は金で買える物か
お前の言葉は売り文句か 競りにかけられたただの死体か
空っぽの箱か 争いのためか 見栄を張るためだけのものか
お前の耳には届かないのか 愛に飢えた者たちのその声が
愛は何処へ行った？ 今日もまだ土に埋もれて悲しんでいる
愛は何処へ行った？ 殺し合っても憎んでも
仕方ねえよな
生み出した物たちが風化され 手に入れた物に縋り付いて
それが全てだと思い込んでは駄目だ
お前の見てる幸福は輝いているか？
それが本当の愛か 美しさだけが正しいか
全てを疑ってこそ 命は輝く
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