|
 |
|
樹海にて
|
| 作詞 ろいろい |
|
夜明け前 自暴自棄に浸る
精神科も 心理学も役立たず
割れた爪も痛みさえ無くなる頃
ベッドの上 不安な心
大事な物を失くした
どんなものかは判らないが
確かに自分を守ってきた
防衛代わりなのは確かだ
涙やら雨やらで曇る窓
逃げ出したい僕を阻んだ
このベランダから飛んでやる
首括って吊ってやる 線路を横断してやる
死んでやる 死んでやる
銃を口に咥えてやる 車の前に立ってやる
睡眠薬飲み干してやる
死んでやる 死んでやる
朝霧 自暴自棄に浸る
アニメも映画も 眩しいだけ
切った腕の傷さえ黒くなる頃
机の上 溜息のごみ
大事な物を失くした
どんなものかまだ判らない
確かに自分を守ってきた
守ってきたはずなんだけれど
怒りやら屈辱の溜まる下水道
叫びたい僕を飲み込んだ
このベランダから飛んでやる
首括って吊ってやる 線路を横断してやる
死んでやる 死んでやる
銃を口に咥えてやる 車の前に立ってやる
睡眠薬飲み干してやる
死んでやる 死んでやる
こんな部屋ではもう駄目だ
外套だけ引っ張り外に出る
財布もなにも持たなかった
最後の死場所を探すのだ
大事な物を失くした
それは生きる力だったんだ
不味い缶コーヒー
五月蝿い音楽
ひとりぼっち
樹海へ向かう
彷徨って枯れて死んでやる
誰にも見つからずに死んでやる
世界に復讐してやるぜ
死んでやる 死んでやる
それを知った子供が怯えて
もっと生きようとするならば
運命を果たそうとするなら
それが僕の遺言代わりになって
なに言われてももういい 死んでやる 死んでやる
|
|
|
