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フロウ
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| 作詞 sayu* |
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報われない悲しみに 塞がれた胸の出口で
積もった過去たちが苦しそうに 引き返す道を探してる
戻れないのですか、 問いかけは君から？
それとも胸の内から？
吐き出しては吸い込む二酸化炭素 窒息してしまいそう
溢れあがる 瞼の下からの洪水 洗い流して
許しを乞う思い出が 色を失っては枯れていく
こんな風にいずれ君や僕も流れてしまうのかな
聞き返す言葉もないまま ただ薄く笑うだけ
あれほど熱を持っていた頬も今は
つたう涙が凍るほど冷えてしまったらしい
君を思っていた日々すら 僕から離れていく
薄く開いた傷口が 塞がれない今を嘆いて
届かない未来たちを愛しそうに 焼き付けるように眺めてる
浮かばれないのですか、 明日をつかむ君でも
笑っていてほしいのに
投げかけては落ちていく感情を探索 逃げ出したくなる衝動
溢れあがる 瞼のすき間から洪水 忘れさせて
ないものねだりの胸が 意地になって焦げ付いてく
こんな風にしか君を残していられなくなるのかな
返らないままの声ですらも ただ君らしくて
そんなところに惹かれていた頬には今
つたう涙も凍っては、音もなく消えていく
君に伝えたい言葉ですら 僕から離れて、もう
溶け出して 胸に残った 痛い凍傷の跡
君にだけ 君にだけ 心許した証
噛み砕いて やっと知った さよならに代わる言葉
君らしくて 君らしくて 心揺らした最後
ないものねだりの胸が 意地になって焦げ付いてく
こんな風にしか君を残していられなくなるのかな
返さないままで終える 僕にできること
そこにあった日々だけは認めたい 頬には今
つたう涙が攫っていく 君と僕の全てを
君を思っていたときを 閉じ込めて 離さない
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