|
|
|
旋回
|
作詞 えだらく |
|
風の強い日
砂埃舞う公園のベンチに
君は座っていた
揺れる長い髪
悪い魔法のような甘い匂いを
向かい風が運んだ
踏み出す足が刻むリズム
やわな小鳥がさえずるメロディー
ふつうの景色が奏でる音楽に
胸を弾ませていたのに
今一度 今、もう一度
あの頃の透き通った風を
ここに吹かせてよ
君の強い目
映し出された男は皮肉なほど
ありのままで
漏れるため息
50ノットの風を吹かせた
世界を曇らせた
じゃれる子供がみせる夢
微笑む夫婦がみせる未来
ありえない架空のフィクションが
僕を近づけていたのに
今一度 今、もう一度
あの頃の透き通った風を
ここに吹かせてよ
イマイチなこの大空も
あの頃の澄み渡った空に
戻しておくれよ
今は今の風に吹かれて
飛んで行くことにするよ
舞い上がるものも
吹き飛ばされるものも
あの頃とは違っているけれど
今一度 今、もう一度
あの頃の透き通った風を
ここに吹かせてよ
イマイチなこの大空も
あの頃の澄み渡った空に
戻しておくれよ
あの頃の風を
|
|
|