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誰も知らないあの空で
作詞 kaminote
 いつのまにか笑っていた そんな空が好きになった日
 いつのまにか泣いていた そんな空を変えたいと思った日

 気付けば笑っていて 気付けば泣いていた
 不思議な気持ちになった 誰もが届かないあの空の果て

 近くにあるようで遠い空 そんな空が恋しくなった日
 値段を付ける事ができない空 そんな空が降らした想い

 気付けば笑っていて 気付けば泣いていた
 不思議な気持ちになった 誰もが届かないあの空の果て
 今なら届くかも 根拠は無いけど

○そういう希望を持ったのは 生まれて初めての事でしょう
 それはそれは大した進歩だ それじゃ拍手を送ろう
 「俺も連れてってくれ」と しがみつく群衆を蹴散らして
 夢に見たあの空を独り占め 笑い 泣く あの空を独り占め

 いつのまにか退屈になっていた きっと人肌恋しくなったんだ
 いつのまにか自分の存在に ケチをつけて涙流してた

 気付けば僕はまた一人 気付けば誰も居ない
 不思議な気持ちになった 誰もが届かないあの空の果て
 辿り着いたけれどここは 百年の生き地獄 根拠はここに

○そういう希望を持ったのは 生まれて初めての事でしょう
 それはそれは大した進歩だ それじゃ拍手を送ろう
 「俺も連れてってくれ」と しがみつく群衆を蹴散らして
 夢に見たあの空を独り占め 笑い 泣く あの空を独り占め

 「眺めはどうだい?」 どこからか声がした
 僕は、黙りこんだ
 「君の望んだ世界だよ?」 声の主も不思議そう
 僕は、黙りこんだ

 「帰りたいなら一直線 ただ衝撃は強いから気を付けて」
 「ちなみに、ここまで来て 無事に帰れた人間はいないよ」
 涙目で見上げた赤焼けの空も 僕の心には響かなかった

○そういう希望を持ったのは 生まれて初めての事でしょう
 それはそれは大した進歩だ それじゃ拍手を送ろう
 「俺も連れてってくれ」と しがみつく群衆を蹴散らして
 夢に見たあの空を独り占め 笑い 泣く あの空を独り占め

 日が沈んで「オヤスミ」
 でも響くことはない「オハヨウ」
 誰も知らない... 誰も知らない...

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公開日 2008/01/01
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