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雨音、傘は無い
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作詞 ばしょー |
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幾度となく頭を垂れさせられた
自分は馬鹿でマヌケだから
「すいません」が口癖になった
こんな自分でも祈る事を許して欲しい
計算が合わない 人生の誤算
漂う海馬からの真相
憎しみだけが染み付いて離れない
切実な懇願に揺れ動かされる
精神論で語る古き風習
悪形の自己統括 不浄につき天命
期待と希望 掛け合わせたら透明だ
「誰でも無い自分に成りたい」
そんな貴方を誇らしく思った
だから心から想ったんだ
けれど嘘を吐いた
どれだけ頑張っても、自分は惨めなんだ
皆が虐めてくる
皆自分が幸せでいたいから
他人を不幸にしなきゃ暮らせない
形骸になった過去の不毛
言葉を選べず吐く弱音
寒い朝 響くのは耐え切れない痛み
食べかけの夢を許してくれ
息も絶え絶え
余分な生命に乾杯
涙は拭かずにいこうね
「誰でも無い貴方が愛おしい」
そんな言葉は要らないから
ただただ温もりが欲しい
だけどソレも無為に帰す
どれだけ嘆いても、本当の自分が遠すぎたんだ
全てはゼロになって消えて
微昏い朝が来た 今日も濡れてしまいそうな空
この意味を理解する頃にはもう手遅れで
手の届かない世界に消えてしまった
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