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あなたとの1日
作詞 白蛇
「ねぇあれ取って」
「あれじゃ伝わりませんよ」
「わかるでしょテレビ台の上のくしに決まってるじゃん」

「あぁ喉乾いたな」
「だから何をしろと?」
「わかるでしょ冷蔵庫の中のお茶に決まってるだろ」

2人でいる時間が 当たり前だと思ってた
それが限りある 大切な大切な時なのに

「ショッピング行かない?」
「今日は寝ていたいな」
「じゃあいいもん1人で行くもん もうしばらく出かけないもんね」
「やっぱりショッピング行こうか お買い時だと思わない?」

「お化け屋敷怖いな」
「大丈夫だって 平気だよ」

そんな事を 言いながら この先に期待してたんだ

「もうヤダ逃げたいよ」

そんな可愛い君を ずっと見守っていきたいから お願い逃げ出さないで

腕に掴まって「怖い」とか ドラマチックな事考えても そんなに叶う事じゃないね
弱虫の癖に強がって

「あの服可愛いな この靴も捨て難い」
「そんなに買えないよ」
「あのバックも欲しい!」

本当に何も 聞かないで買い物に夢中になってる そんな君を僕が 買い物したいくらいだよ

「みてみて私の手料理食べてみたいでしょ つーか食べて」
「ムシャムシャ」
「どう美味しい?」
「んーーーーーーーー普通かな?」
「なんだとこんにゃろう!お前は味フェチか!ここは嘘でも『美味しいよ』って言うところだろう」
「うんうんこれ美味しいね!」
「今さら遅いわあっかんべー」
そんな事言っても やっぱり嬉しいな

「今夜は満月なんだね」
「本当に綺麗だね」
「私とどっちが綺麗?」
なんて聞く君は綺麗
「満月のほうが綺麗かな?」
「ぶっ飛ばすよ そんなの酷すぎる」
本気で 涙目の君の涙拭き
「嘘だよ」
と小声で言う

ついでに
「好きだよ」って言ってみた
ついでに
「好きだよ」って聞いてみた

なんて思い出を胸に秘め
25歳会社員の僕は 今日も生きていく
あの時の可愛い 恋人の君の隣で

君の隣で

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公開日 2016/03/04
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