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代償
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作詞 KーKUN |
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時の流れが速すぎて
追いかけていた君の背中を
僕は追い越してしまっていたみたいだ
大人ぶって君の少し前を歩く
近付きすぎた距離は言葉を詰まらせる
「好きだ」という下心から
「愛しい」という心の変化に対応できないまま僕は
迷うはずのなかった道で道標を探している
そんな僕に君は、そっと近づき「ニッ」と笑顔をみせる
想いが口に出てしまいそうで、僕はまた道に迷う
心の扉の奥で、まだ「好きだ」が扉を叩いている
君が僕のとなりに来たとき「ギュッ」と抱き寄せたい
という衝動が、僕の瞳に水をさし訴えかける
今日も、手は出せないまま距離をとってしまった僕は
臆病者なのだろうか?
どうだろう、そんなこと、どうでもいい
だって、もうストレスで死んでしまいそうだから
「好きだよ」
心の中じゃ、こんな簡単に言えるのに。
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