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コンフリクト
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作詞 PaNo |
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通り過ぎた疾風は
もう二度と僕を追わなくて
湿っぽい空気絡ませ
歩いてきた幾年の不安が
持っていた集気瓶の蓋を開けて
その中でこだまが響く
弱さは永遠に続く
その度に僕は魘される
感情はいつだってノスタルジーで
存在も感触もないこの世界では
針に糸は通ることのない
鏡は僕のことを知らない
諧謔的な本望と本能が
切磋琢磨して笑いあって
その狭間で僕達は生きている
無理難題に挑むんだろう
光と闇の二者択一
どっちを選ぶ事もできずに
ただ断捨離を怖がって生きている
昨日は明日の僕にとって
何の想い入れもないものなのに
どうして想い出す
巻き戻しは請うことはない
身勝手に進む世界が嫌いだ
幻影写したスクリーンには
暗黒へと進む小切手が挟まれ
置いてかれないようにと
必死に僕は頷いた
誰かが光った所で
誰かが影に被るの
ひとりでふたつ
アイデンティティを壊せ
光と闇の二者択一
どっちを選ぶ事もできずに
ただ断捨離を怖がって生きている
昨日は明日の僕にとって
何の想い入れもないものなのに
どうして想い出すんだろうか
霞んだ描写を書き直して
ジグソーパズルを型にはめても
さようなら この重さが
僕らを強くする糧となる
光と闇の二者択一
どっちを選ぶ事もできずに
ただ断捨離を怖がって生きている
昨日は明日の僕にとって
何の想い入れもないものなのに
どうして想い出す
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