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Fell Fall
作詞 PaNo
ああ、ふわりとした風に揺られながら
君を微かに思い出す公園のベンチ
ああ、紅く染まりかけていた黄葉は
僕の心を写しとる

慣れなくて震えたあの頃から
どれくらい経っただろう
すっかりと喋る様になったけど
君はどう思ってるの

頬を撫でて濡れた手先で
「なんで泣いてるんだろう」
叶わないそんな思いとは却っても
愛したい気持ちは変わらない

ああ、ふわりとした風に揺られながら
想いは真っ直ぐに歩き出した
ああ、これからの未来は知らないけど
そこで君と手を繋げるといいな

また季節は巡りゆくけど
僕の気持ちは多分変わらないだろう
声に出せない心の叫びを
蓄えて君に届くまで

まだ諦めたくはないけど
君との繋がりがずっと残るように
手を叩いて家に帰ろうか

ああ、ふわりとした風を閉じ込めて
アルバムをそっとめくりながら
ああ、心の穴をそっと埋めてく
月の向こうの空を見つめる

去年の肌寒くなった頃も
僕はちゃんと覚えてるから
あの花と一緒に贈られた
君がくれたたわいない一言「またね」
二度と逢えないの?

ああ、ふわりとした風に揺られながら
君がふっと消えたその場所で
ああ、君がくれたその秋桜を持って
今日も泣いていいですか
話してもいいですか

君と僕との心はいつでも調和して
例え二度と逢えなくても
心の奥底に居てね

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公開日 2016/09/05
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コメント 「テーマ詞:秋桜」

秋桜の花言葉って「調和」「乙女の真心」なんてのがあります。
今回はそれにあやかって書いてみました。乙女目線ではないですけど。
前半は片想いがテーマとか思っちゃうかも知れないですけど、
ちょっと違います。ラストまで読んでくれれば幸いです。
PaNoさんの情報











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