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シアンへ
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作詞 mochika |
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僕はもう何もいらない。
そうさせてしまったのは運命。
午前4時の空から
移り変わる空の色
わすれなぐさいろ
有名になってしまったもんで
少し口から吐いた言葉さえ
世間に出回ってしまう
心の中の小さな嘘が
吐き出せなくて溜まってく
それがだんだん大きくなって
重大な十代の嘘です。
ブルーベトロルから
ブルー・ミヨゾティースになって
ブルーパールから
ライトスカイブルーになって
アクアマリンを過ぎた午前5時半
空はシアンへと変わる
地に足ついてしまう前に
誰かに吐いてしまえば
抱えてるものだって
すぐ飛んでいくはずさ
今の自分にそれができない
信じてるひとなんていない
心を許して開いたとき
誰かに吐いてしまえば
変形自在に操られて
すぐに飛んでってしまう
それが怖くて言えない
どこまで制限がかかるのか。
僕はもう何も知らない。
そうさせてしまったのは運命
午前5時半の空から
移り変わってく空の色に
衝動的に窓を開けた
外の風はまだ少し冷たくて
昼の熱を忘れさしてくれる
日が出たのを確認したら
窓は閉めよう。
鍵はかけずに。
ブルーベトロルから
ブルー・ミヨゾティースになって
ブルーパールから
ライトスカイブルーになって
アクアマリンを過ぎた午前5時半
空はシアンへと変わる
音がない世界に
電車の走る音がした。
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