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風の栞
作詞 Estelle
さっきまで はしゃいでいたのが
なんだか嘘みたい
時のしじま オレンジ色に抱かれてる

いつまでも続くような気がしてたよ
何気なく過ぎてく日々
巡ってゆく季節の中で
いつまでも変わらぬものはないのに

切なさに触れた瞬間
弾ける想いは何色?
遥か遠い夢の話
してたら笑えるかな?
微笑むような夕日の色が
あまりにも優しすぎて
顔上げたら泣きそうで
うつむいたまま 歩いた



いつまでも 歩いていたくて
わざと遠回りした
おかしいね 明日また会えるのに

ただ一つ願いが叶うのならば
切なさ下敷きにして
夢見るように白いページを
笑顔でめくれる強さを下さい

この場所とこの瞬間に
この想い押し花にして
風の栞をはさんだら
いつでも戻れるかな?
吹き抜ける風の匂いも
音も重さも温もりも
いつまでも忘れない
そう願いながら 顔上げた


見送る背中が
いつもの角を曲がる
跳ねるように追いかけたのは
たぶん 怖かったから


切なさに触れた瞬間
弾ける想いは何色?
今過ぎた一秒さえ
遠すぎて届かない
吹き抜ける風の匂いも
音も重さも温もりも
いつまでも忘れない
そう誓いながら 手を振った

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公開日 2016/01/18
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コメント 卒業式が近づいて、何気ない瞬間に、不意に押し寄せる切なさ。もっと一緒にいたいのに。
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