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宇宙を見上げて、手を伸ばして
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作詞 黒染ケイ |
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遠く離れた場所で
夢に揺られて目を覚ました
掴むように手を伸ばせば
君の星が寂しげに光る
静寂の宇宙(そら)で惹かれ合う
またたきが聞こえますか
繋げられたはずの手が離れたのは
僕が重力に引かれたせいかな
鮮やかなコバルトブルー
映し込んだ瞳が泣いていた
言葉が真空に遮られて
心は風のようにすり抜けて
なのに命で殴りあうことはできて
分け合うことが出来た輝きは
残されたままで
遠くで見上げてるよ
届かない場所から
いくらか汚れているけど
この惑星(ほし)はまだ青いよ
温かな人の惑星(ほし)に引かれた
流星の軌跡が聞こえますか
僕は君に手を振っておきながら
サヨナラは言えずに
鮮やかなコバルトブルー
映し込んで光に魅せられて
淡い奇跡を信じた先で
例え過ちを重ね続けても
緩やかに崩れ落ちて行くなら
神様なんていらないだろう?
だから今は見せてやるのさ
例えば世界を滅ぼすとか
過激なことして可能性が生まれると言うなら
そこまで絶望した君を笑ってやるさ
僕はまだ淵を歩いているだけ
急いで飛び降りる事はないじゃないか
鮮やかなコバルトブルー
もういいだろう、僕たちは
おたがいに充分傷付いた
余計なものをすべて脱ぎ捨てたなら
ケンカの続きはまたそこで
それもまた、叶わないのかな
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