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永久睡眠
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作詞 小雨ねむ |
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白に閉じ込められた部屋
君は眠っている
規則的な電子音
まるで機械じかけの命
生涯眠り続けるか
今ここで生涯を終えるか
きっと目覚めると君の両親は
可能性があるならとないものを信じて
管を通しての半永久的な眠り
管を外せば永遠の眠り
願えば叶うのなら叶うまで願う
神様どうか救ってください
いくら願っても どれだけ祈っても
脈だけが無機質に響き 季節は巡った
いくら願っても どれだけ祈っても
あの子はもう目覚めない
神様なんて死んでしまえ
小物で散らかった部屋
君が笑っている
チープなラブソングが流れ
そんな時間が好きだった
永遠なんてないけれど
永遠であってほしかった
君に静けさは似合わない
返答のない会話は続く
管を通しての半永久的な眠り
管を外せば永遠の眠り
願えば叶うなんて残酷すぎる
神様どうか救ってください
いくら願っても どれだけ祈っても
呼吸だけが無機質に続き 記憶は霞んだ
いくら願っても どれだけ祈っても
あの子の笑顔は戻らない
神様なんて死んでしまえ
彼女を殺して自分も死ねたならいいのに
君につながる管に手を伸ばすけど
奇跡なんてものにすがってしまう弱さが
諦めを許してくれないから
進むことも戻ることもできなくて
奇跡なんて希望なんて死んでしまえばよかったのに
いくら願っても どれだけ祈っても
あの子は眠り続けて 背だけが伸びた
いくら願っても どれだけ祈っても
あの子はもう目覚めない
神様なんて死んでしまえ
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