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栗の小径
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作詞 やつふさ |
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時は私を追い抜いて
ふと 振り返る 過ぎ去った日々を
故郷持たない 私には
あなたの故郷が 懐かしい
ひとり訪ねる 蔵の街
昔の残り香 散歩道
栗の手毬が ゆらゆらゆれて
あなたのぬくもり 流れてく
マロニエカラーの 優しさを
この手のひらが 覚えているわ
故郷の秋を 羽織る山
錦の衣を 鳥が縫う
だましだまされ 女の道は
裏見の滝に 出会う旅
八つの嘘を 飲み込んで
松川渓谷 燃える山々
信州小布施 山の里
抜ける青空 目に染みて
鳳凰鳥が 羽ばたくように
恋は不死鳥 岩松院
七つのお湯を 身にまとい
羽を休める 女の旅路
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