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檻無き牢獄
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| 作詞 ドラねこ |
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目指せない場所なんてなかった
ここはあまりに広すぎる世界
”無期懲役だ”自由を告げて
好きに生きろと放り込まれた
一体何処へ向かえば良いの？
見えない格子が進路を塞ぐ
世界に霧がかかりはじめた
遠くで動く針の音を
聞き流して足は止まっていた
見えない恐怖を払いたくて
解らないいまま駆け始めた
檻無き牢獄を迷い続けて
悔いなく走りたいと願い
が思いに変わったその時から
霧は晴れ始める
無駄に過ごした時間があった
久しぶりに時計を見つけ
時間を失う怖さを知った
久しぶりに見渡す景色
随分と世界が縮んでいた
いつかは生きてられなくなり
いつかは誰でも死ねるのだから
自由気ままにいれば良いや
それでも必要とされたくなって
求めるものは増え続けるけど
歩ける距離が日に日に減ってく
選べた道もいつしか消えてる
それでも毎日は走れなくて
もう歩けないやと振り返れば
迷い続けた霧の中で
立て続けていた道しるべが
繋がり微かな光を灯す
どんなに狭く濁ってたって
それでも確かに世界があって
此処に自分がいるのであれば
出来る事が何かあるはず
何度足が止まっても良い
迷い確かめ足を運んだ
まだ選べるさ牢獄の中
悔いなき終わりを目指して
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