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知らないと笑った人形
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作詞 空色@キミノ色 |
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届かない声なんか知らない
聞こえない声なんか知らない
全部知らない
だってつまらないんだ
人を呼んで笑う同級生
テレビと現実混ざる母
ヒステリックな父親と
体裁盾に理不尽な兄弟
あぁ、つまらない。
なんて日だろう、笑うしかないだろう
僕の選択肢なんて無いのだろう?
落ちよう落ちようどこまで堕ちよう?
見えない底は案外浅いかもしれない
その先何があるのかとか
好奇心は既に炭になって消えたから
とりあえず今日は「笑え」
見えない紐は知らない
触れない紐は知らない
全部知らない
だって悲しいんだ
詭弁を垂れる先生は
嘘をついた恋人は
自己満足に浸る政治家も
すべて僕も知らないので
全く、なんてつまらない。
なんて月だろう、泣いてはいけないのだろう
僕の運命定めと逆らえないのだろう?
消えよう消えようどれだけ消えよう?
息を消して足音消して存在さえも消そう
誰かが僕を見つけてくれるとか
期待は既に水に溶けて消えたから
とりあえず今日は「耐えて」
一歩歩いて「もういいかい?」
二歩歩いて「まーだだよ」
三歩歩いて「もういいかい?」
四歩歩いて「もういいよ」
君にさよなら。僕にさよなら。
世界にサヨナラ
これでいいと泣きました。
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