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鬼面
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作詞 赤い眼の鴉 |
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時に聖書を片手に神を語り、後に呪詛を用いて明日を呪う。
頼みの綱をすかさず掠め取り、その身の愚かさを鼻で笑う。
規律を重んじる偽善の言霊、真実を語ると嘘で誤魔化す。
闇夜に伏せた現実の逃走、あの世に似せた理想の妄想。
やがて陥る希望という名の自傷、裂けて広がる仮想は永久(とわ)の思想
記憶の破片が作り出す狭間、疲労と闘争の果ての生き様。
腰にぶら下げた鋭利な利鎌、振り回す狂気の果ての死に様。
現実を惑わすまどろみの墓場、真実照らしだす賭場のイカサマ。
真紅の血潮を飲み干す乞食、万苦に狙われ幸福の餌食。
澱む葛藤が呼び込む悪鬼、凍える床の心地は得難し。
真紅の血潮を飲み干す乞食、万苦に狙われ幸福の餌食。
澱む葛藤が呼び込む悪鬼、凍える床の心地は得難し。
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