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イディオム
作詞 n.k.
信号で止まっていた
クラクションが響いたのは
黄色い光と共に流れた赤だった

初めて一致した理解
長い長い文から浮き上がる
いくつものイディオム

人差し指と中指でポーズを決めた
三日月の光の下を
車に乗って登ってゆく
窓を開けたら笑っている僕いた


白に押し込まれて
生まれてくるイディオム
無理やり喉に流し込み消化する

声に出さず叫んだ
ずっとずっと見続けた
頭を撫でた叩いた殴った

立てた親指をそっとしまった
強がって真似ただけ
地球に生まれた限りは
虚無を背負って生きていく

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公開日 2015/03/16
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