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僕が今何を思っているか、君は何も知らない
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作詞 しゅんのあしおと |
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僕は 何かを思った
僕は 何かを思った
やっぱりなあと 思った
僕は 何かを思った
僕は 何かを思った
やっぱりなあと 思った
僕は 何かを思った
それは・・・
君の夢ほど大きくなく
君の唇の端っこについているごはん粒ほど小さくなく
冥王星ほど遠くなく
目がかすむほど近くなく
熊本城ほど高くなく
十和田湖ほど深くなく
空を焦がす夕焼けほど美しくなく
村民をいたぶる悪代官ほど腹黒くなく
ベルサイユ宮殿ほど豪華でなく
消しゴムのくずを集めて新たに作ったお手製の消しゴムほどみすぼらしくもなく
インド象の後ろ足ほど太くなく
カーボンナノチューブほど細くもなく
2Bの鉛筆ほど濃くなく
糖尿病患者のみそ汁ほど薄くもなく
穴を開ける前のボウリングのボールほど丸くなく
サイコロの六の面ほどデコボコでもなく
六法全書ほど知的でなく
戦争ほど愚かでもなく
はじめての失恋ほどほろ苦くなく
風呂上がりの君ほどいいにおいでもなく
はじめて愛犬になつかれたときの喜びほどではなく
君の流す涙ほど悲しくもなく
未来への不安でもなく
過去への郷愁でもなく
それ以外の何かを 僕は思った
そして 満を持して
ああ
やっぱりなあと思った
僕は 何かを思った
僕は 何かを思った
やっぱりなあと 思った
僕は今 何かを思っている
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