|
|
|
約束
|
作詞 Naru |
|
初めて'君'と出会った日
お互い警戒しあって
まともに目すら合わせてなかったっけ
月日が経ち 共に暮らし
'君'の性格が分かってきた
お風呂は少しだけ苦手だったけど
散歩や戦いごっこが大好きで
寝顔が愛らしくて…
僕の一番の自慢の'君'
気づけば'君'が当たり前になっていて
いつも一人だった帰宅後の自宅
ドアを開けるといつでも帰りを待っててくれて
「おかえり」「寂しかったよ」って
色んなものが溢れて止まらなかった夜
'君"は何も言わず、ずっとそばにいてくれた
暖かくて 小さくも頼もしいその背中
これからもずっと一緒だよ
当たり前になってしまった日常は
有り難みをなくしてしまう
いつしか'君'への愛情が疎かになっていった
変わらず帰りを待ってくれる'君'と
家に帰ることが減った僕
'君'はずっと家の中で僕の抜け殻を探し
心の空白に耐えていたというのに。
大切なものは失ってから気付くもの
本やネットで知っていたはずなのに
ある日'君'は突然いなくなった
遠い 遠い どこかへ行ってしまった
どんなに泣き喚いても 過去を悔やんでも
戻ることがないから人は涙を流すのだろう
「シ」によって「戻」らないから
こんな僕に'君'は一つも文句を言わずに
そばにいて、愛してくれた
ありがとう ありがとう
最後まで'君'を苦しませた馬鹿な僕に
大切なこと 教えてくれた
'君'のこと 忘れない
次会えたときは
もっともっと愛してみせるよ
その日まで どうか待っていて下さい
待たせてばかりでごめんね
必ず 必ず 会いに行くから
今度こそ間違えないように
今度こそ幸せにしてみせるから
|
|
|